効率の良い英語勉強法を知ろう

世の中には数え切れないほどの情報が溢れていて、インターネットでひとつの事を調べれば、かなりの数の情報を仕入れることができます。
このような中で英語学習の世界にも同じようなことが言えます。
英語勉強法を知りたくて調べたとしても、多くの人によりこの方法は効果がある、英会話が上達するなど、数え切れないほどの英語学習法やアプリなどがシェアされているのが現状です。
また似たような教材も多く販売されていることでしょう。
とはいえ誰がやったとしても効果が上がる方法はかなり限られていて、全く違う勉強法に見えていたとしても、少しアレンジが加えられただけだったりするのが実情です。
様々なものを試してみてお金や時間を使ったけれども、思っていたほど上達しなかったり、自分に合った勉強法が見つからないという人も多いものです。
このような中でどのような方法で英語勉強法を取り入れていけば良いのかわからないという人も多くみられます。

色々な勉強法に手を出してしまう

そもそも英語を学習する人にとって陥りやすい過ちには共通点が見られます。
その一つが色々な勉強法に手を出してしまうことです。
どのようなことにも言えることですが、やり方を間違えれば遠回りになったり、貴重な時間を無駄に過ごしてしまうケースは多いものです。
英語の学習は楽器などの練習に似ていて、地道な努力が必要となります。
それなのにも関わらず目に見える効果がすぐには現れないのが実情です。
上達が感じられなければ、この方法は自分には向いていないだろう、あっちの方が良さそうだと目移りして、どれも中途半端な状態で次に移ってしまうのです。
英語が上達したいのであれば、自分が決めたいくつかの事を集中して継続してやり続け、最後までやり続ける努力が必要だと言えるでしょう。

同じ教材を何度も繰り返して行ってみる

他の人にこっちの方が良かったというような情報を聞いたとしても、安易に目移りせずに、自分が決めた道を突き進むことが大切です。
同じ教材を何度も繰り返して行ってみることも大切なことと言えるでしょう。
一度やっただけでは以前行ったものは忘れてしまったり、やり終わったことに対し満足感を得てしまうかもしれません。
そして日によってやることを変えてしまっている人も多く見られます。
楽しく行うことももちろん大切かもしれませんが、地道でつまらない作業を続けることも重要です。
同じことをやるのは飽きてしまうのは当たり前のことなので、毎日一つか二つやることを決めて、それにプラスした上で別のことを行ってみるのは良い方法と言えるでしょう。

英語 勉強 本

数分程度の英語を繰り返し聞く

その他にも早い効果を期待するのもやめた方が良いです。
このようなことを踏まえた上で上達しやすい英語勉強法としては、まず第一に数分程度の英語を繰り返し聞くことが挙げられます。
聞き流す方法は英語の音になれる以外の効果はあまりないでしょう。
しかし数分程度の動画や音声を何度も繰り返して聞くことは、リスニング力のアップには効率が良い方法と言えます。
教材を選ぶ場合には字幕が出せるものを選んでみると良いでしょう。
やり方としてはまず最初に通して何度か聞いてみて、次にスクリプトや字幕などを見ながら聞いてみます。
その後聞いたものをそのまま書き取るディクテーションと呼ばれる作業を行います。
これによりなんとなく聞き取れていると思っていた単語やフレーズなども、本当に自分が聞き取ることができていたのかを確認することに繋がります。
知らない単語の確認を行ったら、ついていける範囲で音声を切って声に出して真似してみましょう。
動画や音声を選ぶ場合には、比較的ゆっくりめで簡単なものから、少しずつレベルを上げていくのが良い方法です。
自分には少し簡単かもしれないと思うものから始めることで、は無理なく進めていくことができるでしょう。

簡単な英文の丸暗記も良い方法

いきなり自分のレベル以上のものを取り組んでしまうと、やる気がなくなってしまいます。
そして簡単な英文の丸暗記も良い方法です。
実は英会話の絶大な効果を発揮する方法なのです。
ネイティブが話す言葉は長く聞こえたとしても、実は短い文をつなげているものにすぎません。
多くの例文を覚えた上で文の一部を変えることにより、いくつものパターンに応用することができます。
無理のない範囲で構わないので、毎日5分や10分程度を覚えていくことを心がけましょう。
ただ覚えるのではなく、覚えた文の単語を入れ替えて応用して練習を行います。
これにより応用力がつくようになって、会話の中ですぐに言葉が出てくるようになります。
そして文章の音読と模写もオススメの方法と言えます。
雑誌の記事やブログなどどのようなものでも良いので、自分の好きなテキストを音読して模写をしてみましょう。
声に出して文章を読めばこれが発音の練習になり、文の構造や英語的な考え方を感覚で理解することにつながります。

まとめ

さらに書写すのでスペルを確認したり、知識の定着にも繋がるでしょう。
その他にも辞書を引かずに英文を読んでみたり、余力があれば日記を書いたり一人会話をしてみるのも一つの手段です。